活動・飲食ニュース

「人形町」歴史と伝統の残る粋な街

2023.01.17


人形町は老舗の人気店が多く、国内外の観光客が多く訪れる街です。特に甘酒横丁には、お土産にもぴったりな和菓子やたい焼きが買えるお店があります。また、中小のオフィスビルも多く集まっている地域ですので観光客からビジネスマンまで幅広い集客が見込める立地です。(居抜き店舗.com調べ)
2023.1.17更新

駅名 / 駅所在地

駅名 人形町
駅所在地 東京都中央区日本橋人形町2丁目

路線 / 利用状況

東京メトロ日比谷線 56,276人
都営浅草線 39,471人
乗降者数:計 95,747人
※1日平均の乗降客数:東京メトロ・都営地下鉄線(2021年度 各鉄道会社HPより)

各出口の特徴

A1 甘酒横丁の最寄り出口です。現在はエレベーター・エスカレーター設置工事のため閉鎖されており、完成は2023年4月の予定です。
A2 人形町通りに面しており水天宮前駅に近い出口です。急な階段が設置されています。閉鎖中のA1出口に代わり、現在はこの出口が甘酒横丁の最寄りです。
A3~6 人形町交差点近くにある出口です。A6出口だけ階段・エスカレーターがなくエレベーターのみの設置となっています。出口は交差点の4つ角に1つずつあるため、上手に利用すれば信号待ちせずに目的地へ向かうことができます。

街の立地特性

ビジネス街 / 住宅街

街の特徴

  • 人形町は日本橋地域でもほぼ中央に位置する街です。三越前や茅場町エリアと隣り合い、碁盤目状に区画された街づくりがなされています。駅周辺はビジネス街の側面を持ちますが、大規模オフィスタワーが林立するというわけではなく、中小のオフィスビルが集まっています。大規模な再開発がわずかしかなかったため昔ながらの街並みが維持されており、特に甘酒横丁では江戸時代から続く伝統工芸店や老舗の飲食店が現在も営業しています。それらを目当てに、土日は買い物客や観光客で賑わうため、駅周辺のオフィスに勤めるビジネスマンだけでなく国内外から訪れる観光客の集客も見込める街となっています。
  • また、2000年ごろから住宅街としての特徴も持ち始めました。日本橋エリアは賃貸・分譲のマンションが多く、その要因の一つは、鉄道アクセスの良さだと考えられます。人形町駅も2社2路線が乗り入れており、東京メトロ半蔵門線水天宮前駅、都営新宿線浜町駅まで徒歩圏内で向かうことができるなど、住居を探す方にとっても魅力的な街として認知されています。
  • 江戸時代以前、この辺り一帯は湿地が広がっていましたが、徳川家康が湿地の改良、および街づくりに着手しました。人形町はその際に誕生した街です。「人形町」という街の名前は、江戸時代に人形を取り扱う人が多く住んでいたことが由来とされています。明治時代に入ると、武家屋敷の建っていた土地が民間に払い下げられ、その土地は料亭や格式高い飲食店に生まれ変わり、現在の人形町につながる料亭文化が醸成されていきました。
  • メインストリートの人形町通り沿いには大手チェーン店を中心とした飲食店の出店が多く見受けられます。対して、浅草にルーツを持つ「人形町今半」、親子丼発祥の店と言われている「玉ひで」、大正時代創業の「喜寿司」といった歴史のある名店と言われる店は一本裏に入ったところで営業をしており、表通りには面していなくとも人気のある店が多く集まっていることが特徴として挙げられます。また、駅周辺には企業のオフィスが集まるため、ランチ営業をしているお店も多いです。

企業・オフィス


 日清紡ホールディングス / 日刊工業新聞 / 日清製粉 / 田辺三菱製薬 / ゼリア新薬 / リコージャパン / 人形町今半

 

祭り・イベント

甘酒横丁桜まつり / せともの市 / てんてん祭り

主要導線名

人形町通り

この街のメインストリートで水天宮前~小伝馬町を繋ぐ通りです。中でも特に人通りが多いのが人形町交差点から水天宮前交差点の間です。

金座通り

隅田川から久松警察署前交差点をつなぐ通り。浜町公園や明治座の近くを走っています。

甘酒横丁

人形町通りから明治座へとつながる商店街。通りの入り口付近に「尾張屋」という甘酒屋が営業していたことが、名前の由来だと言われています。豆腐屋や鯛焼き屋、和菓子屋など老舗店が建ち並び、風情のある雰囲気が魅力の通りです。



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