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総務省、マイナポイント7/1申請開始。店舗向けに決済用QRコードの導入促進も。

2020.06.30

マイナポイント事業
出典:マイナポイントHPキャプチャ
 

キャッシュレス決済で最大25%還元(上限5000円相当)が得られる、マイナポイント事業が7月1日から始まります。

消費の起爆剤になると期待されるマイナポイント事業は、店舗経営をしている個人事業主様にとっても売上アップが期待できる施策で、還元率の高いマイナポイントは店舗への集客アップと消費拡大が期待されています。

MMD研究所が2020年4月に調査した結果によると、新型コロナウイルスによって各支払い方法はどのような変化があったか聞いたところ、「利用が増えた」という回答が最も多かったのは「QRコード式のスマホ決済」で78.9%と回答。(出典:MMD研究所

マイナポイント事業に参画するキャッシュレス決済事業者が決定した後、2020年9月から対象のキャッシュレス決済でチャージ、または決済をした際にマイナポイントが消費者に還元されることになりますので、マイナポイントの対象店舗となるためには、早いうちにキャッシュレス決済の導入が必要です。

現在、総務省 統一QR「JPQR」普及事業サイトでは、店舗向けに決済用QRコードの導入に関しての案内が掲載されています。

事業者ごとに異なる決済用QRコードをひとつに統一化することで、1枚のQRコード(JPQR)を店頭に置いておくだけで複数社の決済に対応でき、且つ手続きの手間を減らすとともにレジ管理・決済の簡略化を実現、さらにはポイント連携による集客アップも期待できるとのこと。QRコード式スマホ決済を導入していないお店は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。


出典:JPQR普及事業HPキャプチャ
 


【マイナポイントとは?】
キャッシュレス決済サービス(決済サービス)を提供するキャッシュレス決済事業者(決済事業者)を通じて付与します。付与を受けるにあたっては、マイキープラットフォーム上で普段利用している決済サービス(1つ)を選択(マイナポイントの申込み)すると、当該決済サービスの利用(チャージまたは購入)時にお買い物等に利用できるポイント等が付与されます。マイナポイントは、これら決済事業者が付与するポイント等の総称です。

※参考:「1マイナ=〇円」で換算されるポイントを新たに政府が発行するわけではなく、政府の公式サイトにも「マイナポイント事業」とある通り、どちらかというと仕組みや制度の名称。9月以降、実際に消費者がもらえるようになるのはあくまで「楽天ポイント」や「dポイント」「PayPayボーナス」といった既存のキャッシュレス決済サービスのポイント(出典:日経)


【JPQRとは】
一般社団法人キャッシュレス推進協議会により策定された、国内の決済サービス(○○Pay)が個別に発行していた「QRコード/バーコード」の規格を統一化して、ひとつのQRコード/バーコードである「JPQR」にまとめる取り組み。 総務省 統一QR「JPQR」普及事業は、そのJPQRの全国普及をサポートする取り組みです。

【問い合せ先】
JPQR普及事業コールセンター窓口
0120-206-100
受付時間 9:00~18:00(土日祝日含む)
https://jpqr-start.jp/business/



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