活動・飲食ニュース

第五回:コロナ禍の影響による「駅別飲食店、今の状況は?」

エリアパトロール実施日時:6月17日(水)19時~21時(晴れ)

 

1)目白駅

時間帯:19:20~20:30

人の流れとしては、帰宅者が圧倒的に多く、駅から出ていく人と駅へ向かい人の割合は7:3。
また、学習院大学は基本的に遠隔授業を実施しているようで、その影響もあり学生の姿は見られなかった。

以下、飲食店の客入り状況
・大阪王将7割、日高や4割、鶏ジロー2割、写楽7割、おでんのじ7割、やきとんen6割

全体を通して飲食店への客入りは、一番入っている店でも7割ほど。
王将は、2人客がメインで、客の入れ替りがありながらも、常に7割ほどの客入り。
おでんのじは、目白通りから一本入った立地ながら、地元客?に人気で、3~4人組の客がメインだった。
客層に関しては、ほとんど地元客および帰り道での夕食をとるサラリーマンなどがメインであった。

 

2)大久保駅・新大久保駅

時間帯:20:00~21:20

【新大久保(20時~20時50分)】
大久保通り沿いは新大久保駅より東新宿駅にかけて若年層(学生)の通行が多く、コロナ以前の昼間の通行量と比べても、変わりの無い程。サラリーマンはあまり見受けられない。また、大久保通りより歌舞伎町に向かう通りにも通行があった。
繁盛店は基本的に焼肉(サムギョプサル)やベトナム・タイ料理で、女性を中心とした若年層やカップルなどが客層。
【とんとん】は路面店や空中階でも満席。しかし、20時30分で帰宅する客も多く、東新宿方面より新大久保駅に向かって通行している。大久保通りや繁盛店を見ても、外国人よりも日本人の方が多い。

【大久保(20時50分~21時20分)】
大久保通り沿いは新大久保と比べて、学生の通行が少なく、会社帰りのサラリーマンが多くなっている。また、外国人も多く見受けられ、大久保駅より下車している外国人が多い。
通行の全体量は新大久保に比べて減少していて、昼食時に繁盛している【CoCo壱】や【ペッパーランチ】や【紅虎餃子】などは入っていても2割程度。居酒屋もチェーン店の【磯丸水産】や【目利きの銀次】は3割程度で客層はスーツ姿のサラリーマン。
また、個人店の客入りはなく、21時で閉店作業を行っている店舗もある。

 

3)御茶ノ水駅

エリア:明大通りの東西エリア

【東側】
人通りは普段の8割程度の印象。茗渓通り、御茶ノ水仲通り、紅梅通りに関しては、カレーやラーメン等の回転の早い食事メインの業態は6-8割の客入りで安定。空中階の大手チェーン系居酒屋は客入り2割程度。立ち飲み業態や大衆居酒屋業態については8割程度の客入りを確認。

【明大通り沿い】
20時を過ぎており、楽器店が閉店しているため、人通りは普段通りあまりなく、歩いている人も駅への移動目的に見える。

【明大通り西側エリア】
人通りは普段の6割程度の印象。かえで通り、とちの木通り共に学生層の姿が特に少なくなっているように感じる。
ファーストフード店やカフェ業態には6割程度入っているが、駅前の学生メインで集客している安価な居酒屋は客入りが2割に満たないように見える。

 

4)高円寺駅

時間帯:20:00~21:00

【北口】
純情商店街~中通り商店街を中心に視察

帰宅者を中心に一定の間隔で常に人通りはありました。
飲食店では客入りに店舗毎にかなりの差があり、1~3割程の客入りの店が多い中で「左利き」「大将」「鳥貴族」「四文屋」「デルソル」といった大衆居酒屋が満席となっていました。また、飲食店ではありませんが理容室の「チルチェア」も満席で人気の高さが伺えました。

【南口】
パル商店街~高架下~エトアール通りまでを視察

パル商店街は時間帯もあり、物販店は閉店間近の店が多いため人通りはあるものの静かな印象。
エトアール商店街では居酒屋「ミロク」のみ満席で他は1~4割程の客入り。
高架下は非常に賑わっており多くの繁盛店がある中、「ゆう月」「とんきち」「大衆」「バリトラ」「こうちゃん」が満席となっていました。
北口、南口いずれも大衆居酒屋の需要の高さが確認できました。

 

5)西荻窪駅

時間帯:19:30~20:30

エリア:西荻窪駅周辺/北口:ミナクル商店街、井草通り/南口:仲通商店街・南通り~神明通り
ルート:飲食店が集中するミナクル通り周辺の商店街・井草通り(北口側)と仲通り商店街・南通り・神明通り(南口側)の状況を主に調査しました。

【通行量、通行人属性】
住宅街立地ということもあり、駅前の人通りは平常時と変わらずでしたが、個人店の多いマイロード商店街(南口)や、西荻シルクロード(北口)は未だ閉店中の店舗が多く、平常時の5割程度の人通りでした。駅から住宅街への導線上とそうでない通りによって極端な人通りの差が見受けられました。
主な通行人属性は、ビジネスマン・OLでした。

【店舗の客入り状況】
前述した、住宅街への導線上とそうでない通りでの差は、客入り状況にも影響が出ていました。
マイロードや南通り等の人通りが少なくなっている通りではやはり2-3割の客入りが散見されましたが、南口側の飲み屋街は平常時と変わらず大盛況で、満席率90%以上の店舗が数多く確認出来ました。

また、駅を離れても、カンラン(徒歩10分ほど)のような有名店は20時台後半でも並びがあるほどの盛況ぶりが伺え、目的来店も時期に関係なくあるとのことでした。
今回の調査では、全体的に人通り・客入りが減っているというよりは、影響を大きく受けている店舗と全く影響が出ていない店舗の二極化が見受けられる結果となりました。

主な繁盛店は以下になります。
・戎(えびす)/居酒屋、満席率:8-90%、客層:ビジネスマン、地元客、※席の間に仕切りを作り対策して営業いました。
・ひごもんず/ラーメン、満席率:100%、客層:ビジネスマン、地元客、※目的来店もありそうでした。
・サイコロ/居酒屋、満席率:100%、客層:地元客、カップル、若年層、※6/5オープンをして、ほぼ毎日満席とのこと。
・丸富水産/居酒屋、満席率:80%、客層:ビジネスマン、※駅前立地ということもあり、大盛況でした。
・だるま/居酒屋、満席率:90%、客層:ビジネスマン、地元客
・縁/ホルモン焼き肉、満席率:90%、客層:カップル、ビジネスマン
・カンラン/お好み焼き、もんじゃ、満席率/100%、客層:カップル、若年層

 

6)野方駅

時間帯:19:00~20:30

野方駅改札は一ヶ所で北口と南口があります。
新宿から来た電車が到着すると、北口4割、南口6割の割合で出て行っておりました。

【北口周辺】
北口を出ると北原通り商店街があり、この時間は仕事帰りの人や買い物客で人通多く見られました。
北原通りの飲食店の状況は「牛繁」は1組、「ダンダダン酒場」はノーゲストでしたが、ラーメンの有名店である「春道」は満席且つ外には4名の待ち客ができておりました。また牛タンの店の「たん純」や「焼き鳥備長」は5~7割程度の集客がありました。客層は地元の常連客がほとんどでありました。

【南口周辺】
南口を出ると野方駅前通り商店街があり、こちらも帰宅組と買い物客組で多くの人通りがありました。
南口の繁盛店としては「秋元屋」がありますが、本日も満席且つ待ち客が数名おり、本日視察したなかでは一番の繁盛店でした。
また野方本町通り商店街の「晩杯屋」「野方食堂」「野方まきまき」「王将」など居酒屋から定食屋まで様々なジャンルのお店で集客が目立っており、総じて5割~8割程度は集客できておりました。
南口の客層もほぼ地元の常連客がメインでしたが、飲み屋が多いこともありスーツ組も目立っておりました。
またコロナで自粛している店は見当たらず、ほぼ全ての店が営業を再開していると思われます。

 

7)二子玉川駅

時間帯:19:00~20:30

【人通り】
<路上>
駅出口付近は多くの人がいます。駅に向かう人、帰宅する人どちらも見られ、RISEショッピングセンターの前は特に多くの人が見てとれます。普段の平日と大きく差はない様相です。
<各商業施設>
・高島屋(南館/本館)、路上と打って変わって、どのフロアも人はほぼいません。
・RISEショッピングセンター、高島屋と同様、どのフロアも人はいません。

【飲食店】
繁盛店は以下の通りです。
【とうあん】7割、すべて会社員、【ます家】9割、会社員、地元民、【串むすび】9割、会社員、学生が数グループ、【すみれ】9割(テラス含めテーブル満席)、会社員、学生の団体、【蔵月】7割、会社員、地元民、【喜邑】満席、すべて会社員

<各商業施設>
・高島屋、【美登利寿司】満席(待ち2組)、会社員、私服姿(20~70代くらいまで様々)、家族連れ、※商業施設はまだ時短営業しており、そのため人が多くないと考えられます。
 

8)学芸大学駅

時間帯:20:00~21:30

【客層】
東口商店街の人通りは多くチェーン店は80%程度の客入り。十字街や路地で車の通行が無い通りに関しては公道に客席を作っている店が多く満席が目立ちました。ラーメン、カレー等のファーストフードも夜間にしては客入りが良く並んでいるラーメン屋もありました。バス通り沿いの人通りはまばらで少ないが居酒屋中心に大半が満席。西口商店街では時間短縮しているランチ業態も多いが路地に入っている居酒屋は8割程度の客入りで盛況な店が多いです。全体的にコロナ自粛期間は夜間の居酒屋が空席が目立ってましたが大半は改善されている様子でした。

【客入り】
やべ90%、渡来武100%、Saru80%、リカーリカ100%、NIKUAZABU100%、恋文80%、KANPAI70%、串カツ田中80%、すみれ20%、長田いっしん80%、くだり90%、上海菜館100%、鳩の湯100%、学大角打80%、きんか100%、尾鶏100%、あつあつリカーリカ100%、エビス参80%、SPAZIO20%、ダンダダン酒場60%、串善80%、いきなりステーキ100%
 

9)武蔵小山駅

時間帯:18:30~20:00

【パルム周辺(かなり多い)】
19時以前は住民の買い物客で賑わっているが、飲食店への客入は3割程度。19時以降からは武蔵小山駅を利用するサラリーマンが流れてくるため人通りが2~3割程度の増える。飲食店は殆んどチェーン店で、食メインの店舗(定食屋、ラーメン屋)への客入が目立つ。またコロナの影響から臨時休業を続ける物販店、営業時間が本来21時のカフェは19時までの営業と時短営業をしている。また、パルムより一本入った路地には個店(飲食店)が目立つ。駅から5分以上離れていても住民、サラリーマンで7割以上入っている店も散見する。特に大衆系の店(立ち飲み、カウンターメイン)には客席を外に出して飲ませている店も多い。

【西口商店街(多い)】
駅を利用する住民、サラリーマンの生活導線になり、個店の飲食店、物販店が並ぶ。
飲食店は老舗が多く、18時半で6割以上入って店が目立つ。(客層:50~60代男性)

【東天地本通り(少ない)】
150mの住民の生活導線沿いの商店街。10軒程飲食店が並んでいる。
多くても5割程度の客入しかない。(客層:30~50代男女)

【小山26号線通り(少ない)】
チェーン店が多く、人通りはまばら。駅から5分以上離れると殆んど人通りはない。

<客入状況>

【西口商店街】
鳥元:6割、蕎麦割烹 倉田:7割、焼肉しばうら:3割、揚州商人:8割

【武蔵小山商店街 西側】
りんたろう(居酒屋):7割 、豚星(居酒屋):8割、寅圭(居酒屋):満席

【パルム通り沿い】
すき家:1割、串カツでんがな:4割、銀一貫(回転寿司):8割、ジョナサン:1割、天ぷら まきの:1階:満席、ダンダダン酒場:2割、ケンタッキー:テイクアウトのみ(7組待ち)、ちよだ寿司:テイクアウトのみ(5組待ち)

【パルムより一本入った路地】
せい(居酒屋):5割、ホルモン焼肉バブ:5割、ラトリプレッタ:6割、佐一(居酒屋):満席、肉汁餃子ふく肉:満席、スマークリック(クラフトビール):5割、長田いっしん(お好み焼き):6割、神鶏:6割

【小山26号線通り振興会】
東京MEAT酒場:6割、NIKU・AZABU:8割、焼肉元山:満席、串カツ田中:3割、どさんこ:3割、晩杯屋:5割

【東天地本通り(少ない)】
せい(居酒屋):5割、満月(お好み焼き):3割

【ザ・モール(駅前商業施設)】
晩杯屋:4割、猿田彦珈琲:5割、※その他の店舗は2割程度の客入り。

 

10)上大岡駅

時間帯:19:00~20:30

駅直結の【京急百貨店】や駅西側目の前の【mioka】などの商業施設内のレストランフロアやフードコートは約1~3割位の入り状況でしたが、駅の西側の商業施設裏辺りにある居酒屋、ラーメン屋などは仕事帰りの地元の方と思われる方で賑わっていました。ただ19時~20時頃がピークと思われ、20時半頃からは人通りも少なくなってきました。
客層は全体的にどのお店も仕事帰りの地元の方が多く、1階路面のテラスのあるお店や大衆系のお店か繁盛しておりました。
※1~2割位の飲食店はまだ営業再開しておらず

★繁盛店
【上大岡タンタン】
業態:ラーメン、客層:30~60代の会社帰りの方、家族連れ1組、ほぼ男性、満席率:満席、待ち有
【太郎丸】
業態:寿司居酒屋、客層:30~40代、男性8割、満席率:8割位
【もつしげ】
業態:もつ焼き、煮込み、客層:40~60代、ほぼ男性、満席率:ほぼ満席
【とんぺい】※駅の東側
業態:やきとん、客層:30~60代、男性6割、満席率:満席
★その他(空中階、地下店舗、商業施設内)
【鳥佳】※2階
業態:焼鳥、客層:ほぼ50,60代の男性、満席率:5割位
【土間土間】※駅の西側出て目の前の2階
業態:居酒屋、客層:30~50代男性、満席率:2割位
【塚田農場】※3階
業態:居酒屋、客層:30~50代男性、女性2人組、満席率:2割位
【フードコート】※京急1階
店舗:フレッシュネスバーガー、リンガーハット、餃子の王将等 計8店舗、満席率:3割位
【レストランフロア】※京急10階
店舗:和幸、サンマルク、牛兵衛(焼肉)、つな八(天ぷら)、チェゴヤ(韓国料理)等 計15店舗、満席率:どのお店も1,2割位

 

11)麻布十番駅

時間帯:19:15~21:15
エリア:麻布十番駅/出口4番/出口5番a/出口5番b/出口7番

コロナ前の水曜日と比較してビジネスマン、OL(各20-50代)の仕事帰りの客層が少なく、私服組仕事帰りと思われる20-40代のカップルや女性の2、3人グループ(20-40代)が多く目につきました。
学生風のグループはほとんどいません。あと、他の商店街や繁華街では珍しいペット(犬)を散歩させている人が15組位いました。通り別に見ると麻布十番商店街が一番人通りがあり、次いでパティオ通りが2番目に多く、雑式通りや網代通りなどは疎らな人通りでした。

以下、各出口別、通り別の客入り状況です

①4番出口 

麻布十番商店街

仙台辺見2組/オスローカフェ1割/五右衛門3組/ブルージャムカフェ1組/おにまる2組/上島珈琲5組/麻布珈琲2組/スタバ3組/あべちゃん満席/阿夫利8割/登龍5組/すぱじろうノーゲスト/よっちゃん3組/シンガポールバクテー1組魚可津7割/山半4組/タッカンマリ大学5組/ふたご満席/パスタハウス1組/KONA5組/グリーンブラザース4組/ランボー9割/KIKUYA1組

パティオ通り
いとはん3組/鳥貴族2割/ファンタジスタ2組/十番スタンド5割/156 5割/とりビア満席/たき下2組/山忠4割/やきとん麻布ふじ鶏本店満席/あげあげ4組/大昌園3割/ビストロあわ4組/ホノルルコーヒ3組/ラ・ボエム2割/京まる寿司3組/佐田十郎5割/オステリアディエチ5割

雑式通り、網代通り
三六5組/藤永1組/chaozu9割/焼肉苑満席/ピッツァストラーダ満席/とりしげ5割/松玄2組/KAPPO R 2組/大連餃子基地5割/すし勘5割/七輪や1組/ひかり鶏9割/麻布あみ城2組/ヴィアブリアンツァ2組/サクラランドリ4組

②5番出口a、b 7番出口 
※新一の橋交差点から六本木方面大通り
更科本店ノーゲスト/麻布ラーメン5組/とらじ5組/フレッシュネスバーガー1組/AOC5割/クラフトハンズ5組/kintan3割/上海小籠包2組/花十番ノーゲスト/馬麺1組/shaji5割/元祖タッカンマリ専門店2組/GOSTOSO2組

 

12)虎ノ門駅

時間帯:19:00~20:00

【虎ノ門1丁目】
福ちゃん(居酒屋):5割、虎ノ門升本(居酒屋):5割、小諸そば:4組、吉野家:3割、三田製麺所:3割、てけてけ:6割、キッチンジロー:2割、油組(ラーメン):4割、バルボア(パスタ):2組

【西新橋1丁目】
日本酒原価酒蔵:3割、芝浦本家:8割、田中そば:4割、日向:5割、馬喰ろう:7割、昭和ホンモン:7割、うなり(居酒屋):8割

【人通り】
桜田通り:約16人/分、外堀通り:約20人/分、祝田通り:約10人/分
大衆居酒屋の入店率が多く、中華、イタリアンなどの業態の入店率は低い印象です。特にテラス席を設けて営業できている店舗の入店が目立ちました。逆にチェーン店のファストフード業態は入店が目立つ所がありませんでした。また、人通りとしては1人で通行する人が多く、目的として虎ノ門駅、新橋駅に向かう人たちがほとんどの状況でした。

 

13)永福町駅

時間帯:19:15~20:15

改札からの人の流れは北口と南口では、北口に向かう人がほとんどでした。
理由としては、スーパーのキッチンコートへ向かう人がほとんどの為でした。線路沿いは飲食店が少なく、人通りも帰宅する人くらいでした。

【北口】
永福町大勝軒 7割ほど、ダンダダン酒場 5割ほど、錠すし 2割ほど、三河屋 満席状態、鶴亀八番 2割ほど、TSUKUSHI 1割ほど、モスバーガー 2割ほど、旬菜よこはま ノーゲス状態、稲毛屋 2割ほど、やりとり倶楽部 7割ほど、すき家 ノーゲス状態

【南口】
クシザル 6割ほど、LEFRAIS ノーゲス状態、BOTA ALTA 2割ほど、鳥雅 満席状態、きんぎょじるし 5割ほど、菜sai ノーゲス状態、やきにく家 房 3割ほど、らあめん花月 2割ほど、焼肉龍王 ノーゲス状態、元祖麻婆豆腐 1割ほど

 

14)千歳烏山駅

時間帯:19:30~20:30

<繁盛店舗>
【西口】
店名:れんげ食堂 toshu(中華)、約30席/客入り状況→8割程、客層:サラリーマン、1人客より2~4 人客が見受けられました。男女比7:3

【北口 旧甲州街道沿い】
店名:忠や(焼き鳥)、約20席/客入り状況→9割程、客層:若い女性、カップル、サラリーマン、20~30代の年齢層が多かったです。男女比6:4

【北口 旧甲州街道を渡った路地】
店名:若竹(焼き鳥)、約15席/客入り状況→9割、客層:カップル、サラリーマン、ほとんどが2人客。、男女比5:5

【北口】
店名:武蔵家(ラーメン)、約10席/客入り状況→9割、客層:サラリーマン、学生、ほとんどが1人客。、男女比8:2

【まとめ】
乗降数は多いがそのほとんどが帰宅してる人通りであり、テイクアウトなどの利用する人が多数で、地元住民が店を利用している印象でした。その中でも駅出口で待ち合わせをしている人も見受けられました。ファミリー層、ガールズバーの客引き、キャッチは見受けられませんでした。2階店舗の店内を見ましたが客入り状況は3割程度(目利きの銀次、串八等)。居酒屋の店前にはテイクアウト用の台を設けて弁当等を販売している店舗が多数見受けられました。

 

15)板橋駅

時間帯:19:30~20:30
エリア:駅東口方面、西口方面

【通行量】
東口、西口ともに通行量は少ない様子でした。導線をみていると駅東口から出るかたは、目的店舗へ向かう方が多く、西口から出る方は駅から帰宅する方が多く見受けらました。東口と西口をつなぐ地下通路も西口~東口に向かう方がほとんどでした。
実際に店舗の客入りを見ると東口側の方が満席率は高い状態でした。どちらの出口も通行量の割には、飲食店は賑わっている印象を受けました。

【飲食店客入り状況】
・ほたる(東口側)、満席率100%   客層:ビジネスマン、地元客
・赤尾(東口側)、満席率80%   客層:ビジネスマン、地元客
・一剣(東口側)、満席率70%    客層:地元客
・やきとんやんぐ(西口側)、満席率100%    客層:ビジネスマン、地元客
・筑前屋(西口側)、満席率70%    客層:ビジネスマン、地元客
・どん(西口側)、満席率30%   客層:地元客

客入り状況については、東口側の方が、全体的に客入り状況は良く、やきとん、ラーメン屋を中心に満席率が高い店舗が多かったです。西口側もやきとんをメインに集客している店舗は賑わっている様子でした。
どちらの出口も、ビジネスマンとラフな格好をしている地元客(中には家族連れ)を取り込めている店舗は、駅からの距離は関係なく繁盛しておりました。他の駅と違いを感じたのは年配の地元客の利用が多く、どの年代も気軽に入りやすい店舗は客入り良好な印象を受けました。

 

16)十条駅

時間帯:18:50~21:30
ルート:駅東口から十条商店街をメインに十条仲通り、中央通り、富士見銀座、プチロード、東口ロータリーから南側の線路を跨ぐトレセン通り、駅西側

19時前から開始しましたが、駅での降車人数自体が少なく、平日とはいえ以前ほど人の流れを感じませんでした。
帰宅のサラリーマンが疎らと、地元の買い物客、中東系の外国人がほとんどです。19時30分くらいまでは70代以上の高齢者も多くみかけ、中食の惣菜やには店前に若干の集客がありましたが、飲食店はほとんどが2割前後です。唐揚げの天才も1割ほど。仲通り人気店のラーメン雨ニモマケズ でも1割程度です。
富士見銀座はとりわけ飲食店が閉店し客足は見受けられず。駅前ロータリーからプチロードを抜けての飲食店並び屋台ずし、串八珍、晩杯屋にはサラリーマン姿を含め5割ほどの集客立呑屋勝や、大衆系の中華東秀も3割以下。

ロータリーから南側は再開発の影響でほとんどが閉店しており大通り沿いの大将、くら寿司には家族連れを含めて5割ほどの集客があるが、その他の個人飲食店はノーゲストが多数。
西口駅前のかぶら屋は3割ほど。20時を過ぎると、アーケードを通る帰宅者も飲食店に入っていない。唯一満席だったのがカウンターのみだが、肉バル ブラッチェリア ミケーレサラリーマンはプチロード抜けての一部店舗のみで、その他は地元客のみです。ラーメン屋、チェーンの牛繁や東秀も今日の営業を見る限りは閑散としていました。

 

17)竹ノ塚駅

時間帯:19:15~20:15
エリア:駅東口/西口

東口、西口どちらも、通行人が少ない。電車が来れば一定数流れるが、それ以外だと地元の人が自転車で通るくらいで、人気がない。臨時休業中だったり、閉店していたり、空きテナントだらけの為、活気が感じられない。商圏の規模の割には、どちらもチェーン店の出店が少ない。

【東口】
飲食店の数はそれほど多くない。駅を出たら目の前がロータリーで、その上がUR賃貸住宅になっている。通行人は地元民と思わしき人ばかりで、会社員風は少ない。上層階にある、はなの舞・目利きの銀次・スシロー・鳥貴族を見てみたが、どこも2割程度の入り。個人店のような路面店も覗いてみたが、満席及び繁盛店は見当たらない。目立っている博多劇場でさえ、2割程度。ニコニコ通り商店街だけは人通りがあるが、飲食店に入る様子は見られない。ドンキホーテ周辺でさえ暗く、人通りが無い。駅近の焼肉屋が閉店していたり、空きテナントが多く活気がない。

【西口】
東口同様、飲食店は多くなく、スナック等のアジア系の店ばかり。駅近の日高屋で3割程度。今回、唯一見つけた繁盛店が、つけ麺和。撮影時には外に2人並んでいた。時間をずらして見に来たら、5人位並んでいた。それ以外で繁盛してそうな飲食店は無し。東口と同じく、駅から近く、一般的にそこそこ好立地と思われる場所でも空きテナントがかなりある。
地域の特性なのか焼肉屋が多いが、満席の店はなかった。

 

18)町屋駅


時間帯:20:00~21:30

南北で路線が交わっています。乗換利用は少なく感じました。町屋駅が帰宅最寄り駅の比率が高い様です。
京成町屋駅を抜けての1軒目  立飲み 晩杯屋1割
尾竹橋通り→都営線を境として※路線が交わる交差点2階:居酒屋とりやヱビス3割

【南側】
・焼鳥日高と日高屋が隣接:焼鳥日高2割、日高屋1割
・個店も数件あるが1~2割

【北側】南側に比べ、歩行帰宅者は多い
・北側1軒目のラーメン:家系ラーメン千祥 サラリーマンで2割
・同ブロック並びのラーメン:町屋商店2人
・ミライザカや焼き鳥センター等の大箱居酒屋は休店
・ミライザカ向かい:さかなや道場:1割

【食事系】
・定食アゲルヤ2組
・オリジン等のテイクアウト:1、2人程度

【繁盛店】
・元屋:居酒屋  7割、→(場所)尾竹橋通り北側  1本曲がる、(客層)私服の30代が多い
・鳥貴族:居酒屋  満席  4名待ち、→(場所)尾竹橋通り北側  駅から400mの2階、(客層)確認出来た範囲で私服の20、30代

総評、帰宅駅の要素が特に強く、地元駅での飲食やテイクアウトの需要は低く感じました。但し、地元者(私服)の集まる店は駅からの距離や立地に関わらず点在していました。

 

19)住吉駅

時間帯:20:00~21:00

メイン通りの人通りはまばらで、ビジネスマンの帰宅導線。大衆向け業態は比較的客の入りが良い。
老舗の山城屋酒店(1897年~、食べログ3.5以上)が唯一満席だった。店毎の状況は以下の通りとなります。

【四ツ目通り沿い】
人通り:まばら、ビジネスマンの帰宅導線、客属性:ほぼビジネスマン
お好み焼きここ天5割、ワインバー古越5割、焼き鳥道場8割、山城屋酒場満席、焼き鳥ひびき庵5割、焼肉東来亭5割

【新大橋通り】
人通り:まばら、ビジネスマンの帰宅導線、客属性:ほぼビジネスマン、中華園香亭8割、まぐろ料理もとみや2割、喜多方ラーメン坂内6割、牛角3割、すき家2割、スミヨシホルモン8割。

 

20)綱島駅

時間帯:19:30~20:30
エリア:西口、東口

降車客が多く、駅回りの人通りはかなりの量がありますが、ほとんどが帰宅、買い物に流れていきます。
もっとも飲食店が集中している西口エリアでも人が入っているのはもつ焼きごうの7割、日高屋5割といったところ。
もつ焼きごうについては、ビール1杯100円のキャンペーンを行っている影響もあると予測します。テーブルのほとんどにビールが置かれていました。
西口を出て右側に進んだ先、完全な帰宅導線で人通りもほぼありませんが、竹蔵が5割、ホルモンしろにおいては満席となっています。竹蔵は私服の地元客とみえる方です。ホルモンしろはスーツ姿の方も見えます。ホルモンしろは立地から考えても人気店と判断しました。東口エリアはどこも1-3割程の入りで、特段目立った店は見えませんでした

 

21)秋津駅(南口)、新秋津駅

時間帯:19:30~20:30

帰宅時間帯ということもあり、秋津駅(南口)~新秋津駅の主導線は常時人で溢れかえっており、新秋津駅の駅前ではキャバクラの客引きも数多く立っていた。てんや・サイゼリア・coco壱番屋などのチェーン系は全く集客出来ておらず、テイクアウトの方がよく出ている印象。地元の個人店や大衆居酒屋は比較的どの店も集客出来ていた。客層は仕事帰りのサラリーマンがほとんどで、連れだって3・4人で飲んでいる姿が数多く見られました。また、1人飲みの地元の年配層も多かったです。

集客状況は以下の通りです。
・やきとりにしだ屋:7割、大衆居酒屋サラリーマン:9割、秋津アカマル屋:5割、大衆割烹いなほ:8割、立ち飲みスタジアムなべちゃん:5割、かぶら屋:9割、やきとり専門店 野島:満席
※地域一番店、もつ煮 おみやげ:9割、串カツ田中:1割、筑前屋:6/24~営業再開予定の貼紙。休業中。

 

22)藤沢駅

時間帯:19:30~21:00

エリア、店舗によって客入りの差が大きい。満席近い店舗がいつくかある一方で、ノーゲスの店舗も目立った。
満席近い店舗はいずれも路面店であり、空中階は数組の集客に留まる店舗が多く、コロナ前の集客に戻っているとは言いがたい。
エリア別の傾向は以下の通り。

【北口】
・遊行通り周辺
飲食店自体が少なく人通りもまばらだが、人気店には人が集中していた。
なお吉→満席、渓源→2組、yoyori→ノーゲス、清風(空中階)→ノーゲス、牛s(空中階)→ノーゲス

【銀座通り】
帰宅する住民の人通りはあるが、食事メインの店舗が多いためか、視察した時間帯では客入りの良い店は少なかった。
日高や4組、万福楼→2組、404カフェ→ノーゲス、地獄の担々麺→2組

【南口】
・高座橋方面駅前の通り周辺
チェーン系の居酒屋が多く、人通りも多いが、コロナ前ほどの集客は出来ていない。空中階ほどその傾向は顕著であった。
串兵衛→8割、ビートル→4組、いろは丸→6組、ぎんぶた(空中階)→4組、藤沢ホルモン(空中階)→3組

【南口本通り】
チェーン店が多く出店しており、帰宅する住民の往来はあるが、客入りが良いと言える店舗は少ない。
魂心家→8割、博多劇場→4組、いきなりステーキ→5組、磯丸水産→6組、一軒め酒場→2組

【ファミリー通り周辺】
人通りは少なく、準じて客入りの良い店も少ない。閉店している店舗も見受けられる中、肉の佐藤は満席で賑わっていた。
肉の佐藤→満席、大悟→2組、三平→3組、まる蔵4組、バッカス→3組、しょうや(空中階)→2組

【OPA周辺】
飲食店が多く出店しているエリアだが、店舗ごとの客入りに大きな差があった。満席の店舗がいくつかある一方、閉店している店舗も有り。
北の屋→満席、まる→満席、南口やきとん→7割、串カツ田中→4割、コッコリコ→3組、臥薪(空中階)→2組、201→2組

 

第六回:エリアパトロール(6/19)→
← 第四回:エリアパトロール(6/12)

 



この記事をシェア

こちらの記事も読まれています

居抜き物件を探す - 注目物件

居抜き物件の内覧会に参加する