活動・飲食ニュース

2020年初夏、有楽町駅~新橋駅間の高架下に新たな商業空間が開業

2019.09.10

東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤祐二、以下「JR東日本」)は、グループ経営ビジョン「変革 2027」のもと、「ヒトを起点とした新たな価値・サービスの創造」に取り組んでおり、「CITY UP!」をスローガンに、高架下スペースの再生を図る計画を推進しています。


※区道側イメージ


JR東日本グループの株式会社ジェイアール東日本都市開発と、JR東海グループの東京ステーション開発株式会社が協業し、2020年初夏の開業を予定している。
JR東日本の開発エリア名称を『日比谷 OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)』に決定し、完成すれば、日比谷・銀座エリアに残された歴史ある煉瓦アーチ高架橋と高架下の大空間が、街と繋がる賑わい溢れる場所に生まれ変わることを目指すことになる。

JR東海用地(東海道新幹線高架橋)は、有楽町側と新橋側の両端のみにおいて公道に接道し、一方のJR東日本用地(山手線・京浜東北線高架橋、東海道線高架橋)は、高架下空間がアーチにより個々に細かく区切られるというそれぞれの制約があったが、今般、両社それぞれが所有する用地区分に関わらず、相互に協力して開発エリアが最適となるよう区分を設定しました。これにより、連続性や回遊性の高い開発計画を具現化すると共に、今後連携しながら各々の開発工事を進めることで合意したとのこと。

施設名称について
施設名称は「日比谷 OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)」に決定しました。
銀座・日比谷の「奥」という立地に、「路地」という施設性を加えることで密かな穴場感を醸成。
深いこだわりと100年の歴史が潜む場を表現しました。

位置図
日比谷、銀座、有楽町、新橋の間に位置する約300mの高架下。

〈当該地の歴史〉 1872年(明治5年)新橋~横浜間 開業
1910年(明治43年)煉瓦アーチ高架橋使用開始
1942年(昭和17年)東海道線高架橋使用開始
1964年(昭和39年)東海道新幹線開業
 

【完成当初の煉瓦アーチ高架橋】
出典:鐵道院東京改良事務所『東京市街高架鉄道建築概要』;鐵道院東京改良事務所,1914年
 



この記事をシェア

こちらの記事も読まれています

居抜き物件を探す - 注目物件

居抜き物件の内覧会に参加する