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当社が申込書を提出する際に、留意するポイントとは⁉

出店をお考えの方は、経営者の立場として、賃料が「適正価格なのか?(相場感)」と考えることは当然です。
しかし、「賃料相場を調べる」といっても、店舗物件の相場を知ることは容易ではありません。

それは、店舗物件というのは、賃料を決める基準が曖昧の場合が多く、「物件所有者様の裁量で、価格が設定されているケースが多い」という実情があるからです。

住宅や事務所とは違い、店舗物件の場合、建物によってガス・電気・水道などの設備スペックが異なり、単純に周辺物件の賃料と比較することができません。

仮に、同じ築年数・面積・階層で隣同士に立つ物件があったとしても、ラーメン店の運営が可能な設備環境の物件と、家庭調理レベルの設備環境の物件では、賃料を比較することができない、という場合もあります。

また、店舗運営の成功のポイントとして「立地」の重要性は高く、店舗物件は周辺環境や建物の位置によって、その価値が大きく変わります。

そのため「賃料が高くとも、借り手がいる立地のよい物件」は、高額な賃料設定になっていることがあり、同じ通りに面した路面店でも、10万円以上賃料が違う・・・なんてこともザラにあるので、

「店舗物件の賃料相場を把握すること」そして、
「提示された賃料が、適正かどうか判断すること」は、非常に難しくなります。

では、私たち「店舗専門不動産会社」はどのようにして適正な賃料でお借りし、お貸ししているのか?・・・

実は、他では絶対に手に入らない「当社独自のデーター」を使用しているのです。


居抜き店舗.com 地図から探すより

当社は創業15年目になり、現在1,564件の転貸借物件の契約していますが、
その過程では「日々 3件~5件」「月に80件」「年間1,000件」「15年間で15,000件」の店舗物件の現場調査を行った実績があり、その現場調査をおこなう前段階での、店舗物件情報の総数は「57,759件」になります。(2019年9月18日現在)

現在、東京都には「約80,000件の飲食店」が存在すると言われていますが、
そのうちの「72%の賃料価格」が、当社のデーターベースに存在しているということになります。

創業以来今日まで、コツコツと取得した店舗物件の情報を、例え契約が出来なくても情報としてストックしてきた活動が、結果的に、「ビルオーナー様」「不動産業者様」「飲食企業様」に対して、「適正価格」という貴重な情報が提供でき、お役に立つことが出来るのは、「専門会社」として、胸を張れることだと感じています。

次回は、当社が申込書を提出する際に、留意する「別のポイント」をお伝えします。



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