活動・飲食ニュース

安心安全に、使用収益出来る環境を提供するために!

飲食店舗物件は、オフィスや住宅とは異なり、におい、煙、水回り、設備不良、害虫問題など、様々なトラブルが起こる可能性があります。

私たちは、このような特性を持つ店舗物件を「安心・安全」に「使用収益出来る環境」を提供することが必要であり、その結果、出店希望者様が本来特化すべき「飲食店の経営」に集中できる環境に繋がると考えています。

今回は、それに関連する内容として「物件の引き渡し」についてお伝えしたいと思います。
 

 

物件のお引渡しする際の立ち合いには、「出店者様」当社の「営業担当」「物件管理担当」そして状況により「前テナント様」が同席します。

①譲渡される「造作物」が揃っているかの確認
先ず、譲渡予定の造作物が「資産譲渡等一覧表」と実査により、確認を行います。
譲渡される造作物や設備の不良に関しては、ご契約前にご理解いただいていることが前提ですが、事前にお伝えしている内容に相違点がないかを確認します。

万が一、機器の故障が発覚した場合は、撤退されるテナント様に確認を取り、責任区分として修理をお願いしたこともあります。

②引き渡し以降の注意事項や工事承認等についての確認
「造作の資産区分」「損害賠償責任」「鍵の貸与」について「物件管理担当」から、説明を行います。

一例をご紹介すると、

“運営上の留意点は?”
前テナントの方は、年に1回、高圧洗浄をしていました。前回の実施から10ヶ月程経ちますので、時期的にも配管洗浄をお勧めします。
油詰まりを起こしオープン直後に漏水するという事故も、希に発生してます。

“スムーズに工事を行うには?”
工事承諾は、書面で要望を出して頂いてから、2週間程度期間が必要な時もあります。
管理組合がある場合は、承認を頂くまでに通常より少し時間がかかることをご理解の上、事前申請のない無断工事は、最悪の場合、契約解除となる可能性もありますので、余裕を持った申請をお願いします。

物件管理担当者は、契約後の工事申請やトラブル対応を行う「専属の担当者」として、約1,600件の物件を管理し、発生するトラブルに対して、ノウハウが蓄積されていますので、そのデータを元に、具体的に運営上の留意点をお伝えしていきます。


これらは全て、契約前に事前にお伝えしていることですが、改めて現地で、出店者様と当社の間で、造作物の内容や引渡し状態を「明確に認識」することで、理解の相違をなくし、「共通認識」を持って契約後のお付き合いを円滑にスタートできるよう、このような形で物件の引渡しを行っています。

 

物件の引き渡し時」は、営業担当から物件管理担当へ「引き継がれる場」でもあり、今後出店希望者様が本来特化すべき「飲食店の経営」に集中できる環境のサポートをしていきます。



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