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居抜き物件を取り扱うポイントとは?

居抜き物件で出店をご検討されている方にとって、
譲渡される造作物を詳細に把握したい」と考えることは、当然です。

しかし、正しく造作物の状態を把握するには、「専門的な知識」と「豊富な経験」が必要で、その知識や経験が未熟で「居抜き物件の譲渡」を行うと、トラブルに発展します。

当社は「借りるプロ」として創業から15年間、飲食店舗物件に特化し、年間1,000件以上の店舗物件すべてにおいて、物件毎に「3回の現場調査」を行っていますが、今回は、そんな当社が「借りるプロ」として、造作物に関する現場調査(B現調)を行う際の、ポイントをご紹介します。

居抜き物件を取り扱うポイントとは?
 

居抜き物件で譲渡される造作物は大別すると、


※ 内容は当社のノウハウなので、モザイク表記です。


などが挙げられますが、その内容、造作の状態は、店舗毎に全く異なりますので、現場調査を行う担当者は、「B現調シート」と呼ばれる専用ツールを用い、譲渡される造作物の種類・個数・稼働状況を丁寧に調査しています。

「B現調シート」は、約120項目あり、それぞれ目視・指さしでの確認はもちろん、撤退するテナント様には同席頂き、「不良機器がないか?」「水漏れや臭気クレームはなかったか?」「リースやレンタル品・撤去予定物はないか?」と、細かいチェックも行います。

その上で、撤退テナント様に対し“現場調査時の造作物の状態を保ったまま”退去して頂けるよう、必ず書面にてお約束をして頂いており、この書面が交わされなければ、当社で居抜き物件を募集することはありません。

また、造作物以外にも

店舗の立地や賃貸条件の適性
設備スペックなどの建物の状況

を把握するための現場調査を別枠で設け、全ての調査を行った上で「問題ない」と判断した優良物件のみを当社はお借りし、出店者様にお貸しをしています。

健全な飲食店経営を妨げるトラブルの種の多くは、
あと1回、あと5分の確認で防げるような小さな見落としから発生します。

「借りるプロ」として、複数回に渡り緻密な調査を重ねて物件を完全に把握し、「貸すプロ」として安心安全に店舗を経営できる環境をご提供することで、初めて居抜き物件を専門に取り扱う会社として出店者様への貢献が可能となる、という考えのもと、今日も1つ1つを丁寧に調査を行っています。

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