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三越前駅（中央区）伝統を残し革新するオフィス街

2023.04.13

街レポ

高層オフィスビルや老舗百貨店が多く、歴史を感じさせる街並みのある「三越前」。徒歩圏内には複数の路線や駅があり、アクセスの良いオフィス街として知られています。三井グループの発祥の地であり、かつての城下町として江戸情緒の残る飲食店や物販店なども多く出店しています。近年では再開発が進み、オフィスやショップはもちろん住居区画のある高層複合施設も多く竣工されており、更なる発展と親交の増加が期待されます。※2023.4.13更新（居抜き店舗.com調べ）

駅名 / 駅所在地

駅名	三越前
駅所在地	東京都中央区日本橋室町

路線 / 利用状況

東京メトロ(銀座線等)	87,579人
乗降者数：計	87,579人

※1日平均の乗降客数：東京メトロ(2021年鉄道会社HPより)

各出口の特徴

A1～2・B4～6	日本橋北詰交差点近くに位置する出口。半蔵門線と銀座線両方の改札に近いです。南寄りに位置しているため、日本橋三越本店や日本橋駅方面に向かうのに便利です。
A3～10	日本橋北詰交差点から新日本橋駅の間に点在する出口。地下道で繋がっており、建物直結の出口も多いため、上手に利用すれば雨に濡れずに目的の施設まで行くことができます。日本橋三井タワーやCOREDO室町へのアクセスに便利です。
B1～3	西寄りに位置する出口。東京駅の北東エリアに近いため、日本銀行に向かう際に便利です。

街の立地特性

オフィス街

街の特徴

三越前は日本橋から北に広がる街で、日本橋駅や新日本橋駅からもアクセス可能です。交通アクセスが良いため辺り一帯はオフィス街に分類されますが、江戸時代から城下町として栄えてきた歴史と、近年の再開発による新しさを持ち併せたポテンシャルのある街となっています。
江戸時代から両替商が軒を連ねた名残から、現在でも金融機関が集中しています。日本国の中央銀行である日本銀行、大手銀行はもちろん地方銀行の支店や施設、金融関連企業、ほかにも製薬会社の拠点も数多く集まっています。
街の中心を走る中央通り沿いには、日本の百貨店の象徴する存在である「日本橋三越本館」が建っています。この施設の歴史は古く、1914年から日本橋エリアに根を下ろしています。
歴史を感じさせるオフィス街の印象のある三越前ですが、近年、活発な再開発により「COREDO室町」や「日本橋室町三井タワー」といった複合施設が次々と建てられ、高層ビルが林立する近代的な街並みが広がってきています。
三越前エリア全体で言うと、飲食店は複合施設のレストランフロアにテナントインしていることが多いようです。しかし、「むろまち小路」やその周辺では路面に出店が集中しています。グルメサイトの人気ランキングでは接待に利用できるような客単価1万円のフレンチや懐石料理の業態がランクインしていますが、むろまち小路周辺では比較的リーズナブルに食事を楽しめる店舗が多く、天丼が有名な行列の絶えない人気店や、サラリーマンに人気の立ち食いそば店などが営業しています。