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コロナ禍で外食事情はどう変わったのか、(株)SARAHがレポートを発表

2021.01.15

EatTechカンパニー株式会社SARAHは新型コロナで生じた飲食に関連して生じたトピックスと、昨年SARAHの取り組みや実績をあわせた外食事情レポートを公開した。以下プレスリリースより抜粋。

 

おひとりさま、少人数利用が増加
テイクアウト・デリバリーがより身近なサービスとして定着

 

(実施背景)
今月2度目の緊急事態宣言が発令され、多くの飲食店が苦しい状況に置かれています。引き続き終焉が見えないコロナ禍ですが、飲食店の方々に外食事情の変化を改めて数値を元に把握いただき、対策を考えるられるようご協力したく作成しました。ぜひご活用ください!

【トピック1】
昨年4月は前年同月比66%減!外食支出は下火に
会食、宴会が減り飲食店のおひとりさま需要、少人数での利用が増加

 

食費にかける金額はコロナ禍でも変化なし
一方外食は2020年3月以降、平均で3割以上減少下回る結果に

・総務省が発表している家計調査を元に、家庭の食料消費支出と外食支出に関して2019年と2020年を比較し、推移を調べたところ、月間の食料消費支出は変化が見られなかった

・一方外食に関しては新型コロナウイルスが日本でも蔓延し始めた3月から急速に減少、緊急事態宣言が発令され外出自粛が強く求められた4月が最も低く、2019年と比べると66%減だった

・新型コロナウイルスが影響を及ぼした2020年3月〜11月の外食支出を平均すると、昨年比の67.4%となっており、3割以上も外食費用が減少していることがわかった


 

SARAHの年間ユーザーは昨年比171%増
おひとりさま、少人数での飲食店利用促進

・SARAHの年間の平均月間ユーザー数推移を調べたところ、2020年は昨年の171%増だった

(考察)
SARAHはメニュー単位で投稿、検索ができるグルメサービスのため、もともと個人や少人数で楽しむ外食を探す利用が多く、2020年利用者数が増加した背景に、おひとりさま、少人数での飲食店利用の需要が増加していることが考えられる


 

【トピック2】
9割が利用!テイクアウト、デリバリーが身近なサービスとして定着

・SARAHが2020年10月に調査した結果ではテイクアウト、もしくはデリバリーを利用したことがある人は調査対象の約9割と、普段の食生活で一般的なものとなったと考えられる。


 

【トピック3 】
約半数の飲食店がDXを促進
モバイルオーダー、電子メニューなどお客さんのスマートフォンを介した非接触接客ツールが話題に

 

・昨年、日経トレンディと日経クロストレンドが昨年11月に発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の7位に「モバイルオーダー」が選出。非接触型システムの代表として、お客さんのスマートフォンを介した新しい接客方法が話題に

・飲食店.com が昨年10月に飲食店に実施したアンケートによると、店舗で導入した非対面または非接触型システムではあるか、との問に「特になし」と答えたのは51.0%で、約半数の飲食店が昨年、新型コロナウイルスをきっかけに、関連サービスを導入したことがわかった

・一方、同調査によるとモバイルオーダーの導入率は「3.1%」に留まるが、今後さらに発展することが予測される。また、同じくお客さんのスマートフォンでメニューを閲覧させる「電子メニュー」は倍の6.4%が導入している結果となっている
出典:飲食店.com「アフターコロナ時代における飲食店のテクノロジー導入状況

 

プレスリリースはこちら



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