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4月度の売り上げはコロナ影響前の9割以上まで回復!

2022.05.26

クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社は、2022年4月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめて発表した。以下プレスリリースより抜粋。

複数人で楽しむディナー系で大きく回復が見られる!?
特に「夜間帯」、「居酒屋」の回復率が高い

 

【目次】
集計1:全国飲食店 売上月次推移(前年対比)
集計2:飲食店 売上週次推移 前年対比
集計3:飲食店 業種別・ジャンル別売上月次推移 前年対比
【集計1概要】
集計内容:飲食店 売上月次推移 前年対比
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日(2020年4月1日~2020年12月31日)
<2022年売上>2022年1月1日~2022年4月30日(2021年1月1日~2021年4月30日)
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計

 

【集計1サマリ】4月度の売り上げは前月から28.6ポイント良化し、コロナ影響前(2019年)と比較すると9割以上まで回復 

4月度の売り上げは前月から28.6ポイント良化し、前年対比で124.7%回復した。2021年4月の売り上げが2020年比252.5%、2020年4月の売り上げが2019年比36.5%(※1)なのでコロナ影響前(2019年)と比較すると9割以上まで回復してきている。

4月度の時間帯別売上は、日中帯の前年対比が107.6%、夜間帯が139.4%で、夜間帯の回復が大きい(日中=6~16時、夜間=17~翌5時)。

4月は3月に比べて全エリアで前年以上に回復。近畿地方での4月の回復率が最も高い。
(※1)【2020年5月】POSデータ定期レポート 「売上昨年同月対比 客単価別 表」参照

【集計2概要】
集計内容:飲食店 売上週次推移 前年対比
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日(2020年4月1日~2020年12月31日)
<2022年売上>2022年1月1日~2022年4月30日(2021年1月1日~2021年4月30日)
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計

 

【集計2サマリ】4月、新規感染者数減少傾向に伴い、売り上げの前年対比で回復傾向に

4月に入り新規感染者数が減少傾向を見せ始めると、売り上げの前年対比グラフも右肩上がりになっている。特に前述の近畿地方の売り上げの回復率の高さが見て取れる。

 

【集計3概要】
集計内容:飲食店 業種別・ジャンル別売上月次推移 前年対比
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン、寿司
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
・「その他」:バー
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日(2020年4月1日~2020年12月31日)
<2022年売上>2022年1月1日~2022年4月30日(2021年1月1日~2021年4月30日)
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計

 

【集計3サマリ】4月は全ての業種で前年対比で回復。特に居酒屋の回復率が高い。

業種別で見ると、4月は主業種ですべて前年対比で回復しているが、特に居酒屋の回復率が高く(143.9%)、前述の「夜間帯の回復」の主要因と考えられる。

ジャンル別で見ると、前述の居酒屋のほかには「沖縄料理」「その他西洋料理」「鉄板料理」などの回復率が平均以上である。一方、「ハンバーガー」・「カレー」等の回復率は微減か横ばいである。“まん防”措置解除後、複数人で楽しむディナー系で大きく回復が見られたといってよいか。

顧客単価別でみると、2,000円台~7,000円台で前年対比で130%の伸長を示している。

4月の前年対比で伸びが高かった「居酒屋」は、顧客単価別にはおおむねまんべんなく回復している。

前年対比で伸びが高かった「専門料理」は、3,000円台~7,000円台単価ゾーンの伸び率が高い。

“まん防”解除後、新規感染者数が減少傾向を示すと同時に、夜間・居酒屋を中心に前年対比で売り上げが回復していることから、消費者の”複数人での会食への回帰”が見られはじめたと言えるだろう。

 

調査結果はこちら



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