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横浜に東京ディズニーランド規模の大型テーマパークが2031年開業予定。最先端の技術を活用した次世代型テーマパークの誕生へ

2023.09.26

横浜市は9月14日、旧上瀬谷通信施設地区「観光・にぎわい地区」(横浜市旭区・瀬谷区)の事業予定者を三菱地所に決定したと発表した。以下横浜市HPより一部抜粋。

商業施設・ワールドクラスの次世代型テーマパークで再開発

テーマパーク上空からの完成イメージ画像

三菱地所は「KAMISEYA PARK(仮称)~世界に誇るジャパンコンテンツとジャパンテクノロジーを活用したワールドクラスの次世代型テーマパーク~」を提案。

約706,500㎡の敷地面積を誇るその土地を最大限に活かし、ワールドクラスの次世代テーマパークの開業に加えて、周辺に商業施設・新駅なども整備していく見込みで、カフェ、レストラン、市民や地域の人々が、日常的に利用できるバラエティー豊かな店舗を集積させた商業施設を設けることにより、横浜の新たな観光集客の拠点を目指す。

DXを活用したジャパンコンテンツ

テーマパークゾーンのイメージ

目玉の「テーマパークゾーン」の面積は51万4000㎡で、東京ディズニーランドとほぼ同じ敷地になる。
「最先端のエンターテイメントが集まるエリア」、「子供から大人まで楽しめるエリア」、「スリルあふれるエリア」など、特徴のある複数のエリアにゾーニングし、世代を問わず多くの人々が世界観に没入できる空間を想定しており、アニメやゲームといった、世界中で人気の「ジャパンコンテンツ」を生かしたものになるとのこと。

また、テーマパークのエンターテイメント体験を高めるために、最先端のジャパンテクノロジーや、DX技術を活用することで、リアルのテーマパーク体験とバーチャル空間での体験を融合し、更なる体験価値の向上を目指すとともに、テーマパーク来場前や来場後もバーチャル空間を活用した体験機会を創出するという。

特徴あるテーマパークのエリアイメージ

開業時の総来街者数は年間約1,200万人を見込み、段階的に年間1,500万人超を目指している。コロナ前には2パーク合計で年間約3,000万人を動員していた東京ディズニーリゾートをもとに考えると、上瀬谷パークは東京ディズニーランド(単体)クラスの来街者数を目指すことになる。

新駅と隣接した日常使いができる店舗の集積

(左)駅前ゾーンイメージパース、(右)商業店舗イメージ

テーマパークの最寄りとなる新駅に隣接する立地「駅前ゾーン」には、グッズショップやコンビニ、ドラックストアなど、テーマパーク来場者の利便性向上に寄与するテナントを誘致するとともに、カフェ、レストラン等、市民や地域の方々が、日常的に利用できるバラエティ豊かな店舗を集積させた商業施設を設けることにより、更なる賑わいづくりを図る。

自然をコンセプトとした商業施設を導入

(左)公園隣接ゾーンイメージパース、(右)商業店舗イメージ

都市公園との結節点であることや、GREEN×EXPO 2027 会場跡地であることに鑑み、「農と食」や「Well-being」など、自然・人・社会が調和する新しいライフスタイルを提案し、自然をコンセプトとした商業施設を導入。

敷地面積:約70万6500㎡

観光・賑わい地区のオープンスペースのイメージ

所在地:横浜市旭区上川井町の一部、瀬谷区瀬谷町の一部

【内訳】

  • テーマパークゾーン:51万4000㎡
  • 駅前ゾーン:7万㎡
  • 公園隣接ゾーン:6万5500㎡
  • 環4西ゾーン:5万7000㎡
  • 駐車場台数:4500台程度
  • 駐輪台数:450台程度
  • 開業時期:2031年頃
  • 事業期間:50年以上
横浜市記者発表資料(PDF)より

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