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九段下駅（千代田区）歴史と文化が息づく、オフィスワーカーと学生が集う賑やかな街

2023.10.05

街レポ

九段下と言えば、桜の名所としても知られる千鳥ヶ淵や数多くのアーティストのライブが行われる日本武道館が有名です。あたり一帯は中小企業を中心としたオフィスビルが集まっているほか、専修大学・二松学舎大学といった大きな大学のキャンパスがあるため、働く方と学生のバランスが良い街となっています。※2023年10月5日更新（居抜き店舗.com調べ）

駅名 / 駅所在地

駅名	九段下
駅所在地	東京都千代田区九段北1丁目

路線 / 利用状況

東京メトロ(半蔵門線等)	141,275人
都営新宿線	80,312人
乗降者数：計	221,587人

※1日平均の乗降客数：東京メトロ・都営新宿線(2022年度鉄道会社HPより)

各出口の特徴

出口1・2	九段下交差点から見ると西側寄りの出口。靖国通りを挟んで向かい合っており、坂を上ると靖国神社や日本武道館に向かうことができます。特に出口2は、春には桜の名所として知られる千鳥ヶ淵に向かう方で賑わいます。
出口3a・3b・4～6	九段下交差点に近い出口。交差点の角地に1つずつ出口が設置されているため、目的地に合わせた出口を選ぶと信号待ちをせずに移動できます。
出口7	九段下交差点から見ると北側にある出口。目白通りに面しており、ホテルグランドパレスや飯田橋方面に向かう際に便利です。

街の立地特性

オフィス街

街の特徴

九段下は皇居の北側に広がるオフィス街です。都内でも有数の桜の名所である「千鳥ヶ淵」は、春には約130万人もの花見客が訪れています。（※千代田区役所プレスリリース）　また「日本武道館」では過去にビートルズの来日公演が行われロックの聖地として知られるようになりました。
九段下の「九段」とは、江戸時代に築かれた坂道沿いの石垣が9層にも達したことから「九段」と呼ばれるようになったと伝えられています。
靖国通りと目白通りが交差する「九段下交差点」を中心にオフィスビルが集まっており、平日には多くのビジネスマンが行き交いますが、土日には日本武道館で開催されるライブやイベントに参加する方で賑わいます。桜のシーズンには多数の花見客が訪れ、オフィス街でありながら土日も多くの人通りがあるというのが九段下の特徴となっています。
九段下周辺の飲食店は、大通り沿いはもちろん、1本路地を入ったところにも集まっています。九段下交差点の北東エリア（住所で言うと九段北1丁目）では、特にランチタイムには周辺企業に勤める方がお昼を求めて街を行き交っており、ラーメンや中華料理、大衆居酒屋といったリーズナブルな業態が人気のようです。
また、市ヶ谷駅方面に向かって坂を登ったあたり（住所で言うと九段南2～3丁目）では、モーニングメニューが人気で開店前から行列ができることもあるパン屋や、落ち着いた店づくりのイタリアンなどの人気店があり、九段下交差点付近の飲食店とはまた違った雰囲気があります。