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「椎名町」池袋駅より1駅、若き芸術家が集ったアトリエの街！

2021.08.06

街レポ

椎名町は池袋からたったの1駅という利便性の高い立地にありながら、昭和感ある商店と住宅街が混在する落ち着きのある街並みが広がっています。商店街が密集する駅北側には、昔ながらの豆腐屋や電気屋、カフェ・居酒屋・大衆的居酒屋など幅広いジャンルの店舗が軒を連ねます。昭和初期には100軒を超えるアトリエ貸家が建てられ、若き芸術家が多く集ったアトリエの街としても知られています。（居抜き店舗.com調べ）

駅名 / 駅所在地

駅名	椎名町
駅所在地	東京都豊島区長崎1丁目

路線 / 利用状況

西武池袋線	15,934人
乗降者数：計	15,934人

※1日平均の乗降客数：西武鉄道（2020年度　鉄道会社HPより）

各出口の特徴

北口	街のメインストリート「椎名町サンロード商店街」や「すずらん商店街」の近くに設置された出口。毎年祭りやイベントで賑わいを見せる長崎神社や金剛院もこちらの出口が近いです。
南口	山手通り高架下へと出る出口。駅北側に比べると住宅が多くなっています。

街の立地特性

商店街 / 住宅街

街の特徴

椎名町駅北側には「椎名町サンロード商店街」や「すずらん商店街」といった商店街があります。
サンロード商店街は、昭和感ある街の電気屋やインテリア雑貨店、豆腐屋などが目立ちます。飲食店も多く、居酒屋・焼鳥・ラーメン店・洋食店・パン屋などが出店しています。いずれも小規模で、個人店も多いようです。7色に彩られたゲートが目印になっています。
「すずらん通り」は、幅員は狭いもののアーケードが架かっており天候に左右されないためか、近隣住民の方が多く行き交います。老舗店舗からチェーン店まで出店しています。
昭和初期、要町～椎名町～南長崎エリアには2,000人もの若き芸術家が多く集っていました。当時はアトリエ付きの賃貸住宅も点在しており、芸術の都であるパリのモンパルナス地区になぞらえ「池袋モンパルナス」と呼ばれていたそうです。今でもその名残からか小さなギャラリーが多く、個性的な自画像やウーパールーパーで知られる現代美術家「松井えり菜」の個人アトリエも駅徒歩3分程の立地にあります。駅の壁面には「アトリエ村周辺紹介地図」というイラストマップもあり、文化的な発展が椎名町にあったことがうかがえ知れます。
駅近くには、「金剛院」「長崎神社」といった歴史ある寺社があります。
長崎神社では毎年9月中旬に「長崎神社大祭」が行われています。例年、多くの出店が立ち並び神輿が街を練り歩きます。近隣住民以外の来場者も多く、駅周辺は通行困難になる程の賑わいを見せます。
また、隣接する「金剛院」では、お寺カフェやヨガ、シニア体操など新しい試みが行われています。他には節分には豆まき、子供たちの大好きなライダーショーなど年間を通じてイベントが多く開催されています。
椎名町駅500M圏内の飲食店数は124件、居酒屋29件、カフェ17件、ラーメン5件
椎名町駅 / 徒歩10分圏内の平均坪単価　約　12,791円（2021年8月現在 / 当社独自データより算出）