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「山下」2つの商店街が伸びる「招き猫」発祥の地。豪徳寺駅乗り換えで小田急線も利用可能です。

2022.08.23

街レポ

都内では珍しい路面電車が走る「山下」。近くには豪徳寺駅があり小田急線に乗り換えも可能です。駅北側には地域密着型の店舗が多い「山下商店街」、南には「豪徳寺商店街」が伸びており、商店街立地として賑わっています。（居抜き店舗.com調べ）

駅名 / 駅所在地

駅名	山下
駅所在地	東京都世田谷区豪徳寺1丁目

路線 / 利用状況

東急世田谷線	96,580人
乗降者数：計	96,580人

※1日平均の乗降客数：東急電鉄（2021年度鉄道会社HPより）
※東急世田谷線は各駅の乗降客数の記載がないため、路線全体の数値となります。

各出口の特徴

出口	小田急線豪徳寺駅すぐそばにある出口や山下商店街に接道する出口があります。

街の立地特性

住宅街 / 商店街

街の特徴

地名の由来にもなっている「豪徳寺」は招き猫の発祥地と言われています。その由縁は、彦根藩主の井伊直孝が鷹狩の帰りに寺の門前にいた猫に手招きされ、雷雨を逃れられたこととされています。現存する豪徳寺の境内には、招き猫のイラストや置物が見られる他、国内指定史跡の「豪徳寺井伊家墓所」「仏殿」「梵鐘」など井伊家ゆかりの文化資産が多くあります。
山下駅近くで催されるイベントの中で、特に大きな盛り上がりを見せるのが「豪徳寺たまにゃん祭り」です。豪徳寺商店街全域を使って開催され、招き猫スタンプラリー、猫の譲渡会、にゃんにゃん写真展といった猫に関連した企画が多数あります。他にも模擬店やゲームコーナー、よさこい、バンド演奏、フリーマーケットなどもあり、子どもから大人まで楽しめます。
駅北側の「山下商店街」は、1951年に発足した、半世紀以上の歴史がある商店街です。
緩やかに蛇行した幅員の狭い通り沿いには居酒屋・蕎麦屋・イタリアン・和菓子屋など地域密着型の店舗が出店しており、平日のランチ帯に外に待ち列ができている店もあります。豪徳寺商店街に比べると大手チェーン店の出店も複数見受けられます。
豪徳寺商店街や山下商店街では、招き猫をモチーフにしたイラストや雑貨も多くあり、招き猫をモチーフとしたマスコットキャラクター「たまにゃん」が描かれた案内看板やフラッグも掲げられています。
山下商店街を抜けると落ち着いた住宅街が広がっています。生活に必要なお店や施設がそろっていること、治安が良いこと、自然と触れ合えるスポットが多いことなどの理由から、大手不動産紹介サイトでも女性の一人暮らしや家族で暮らすのにおすすめのエリアとして紹介されています。
山下駅500M圏内の飲食店数は114件で、そのうち居酒屋29件、カフェ14件、ラーメン店7件となっています。（2022年8月現在 / 食べログ調べ）