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「玉川学園前」文教とアートの街

2024.01.17

街レポ

玉川学園前駅は大学が土地を購入し、駅を誘致して作り上げてきた街です。街は文教地区に指定されていることから娯楽施設等はほぼなく、飲食や小売りのチェーン店などが軒を連ねており、人通りが多くありながら落ち着いた雰囲気の漂うエリアとなっています。一方で、坂が多いことも特徴の一つで、多摩丘陵の面影を残す坂の上に閑静な住宅街が広範囲にわたって広がっています。また、街の中核ともなる商店会がアートに重きを置いた東京都地域連携型モデル商店街事業に指定されていることの影響もあり、点在する小さなお店もそれぞれ個性豊かな物が多いという魅力的な一面があります。（居抜き店舗.com調べ）

駅名 / 駅所在地

駅名	玉川学園前駅
駅所在地	東京都町田市玉川学園2丁目

路線 / 利用状況

小田急小田原線	39,653人
乗降者数：計	39,653人

※1日平均の乗車客数：小田急小田原線（2022年度鉄道会社HPより）

各出口の特徴

北口	駅を出てすぐに玉川学園商店会が南西方面の道路沿いに並びます。一方で、北側には玉川大学へアクセスする導線が伸びています。
南口	駅直結の南東方面にあたる小田急マルシェ側です。玉川学園南口商店会が駅を中心に広がっており、その周囲の坂上には広範囲の住宅街が広がっています。

街の立地特性

商店街 / 学生街 / 住宅街

街の特徴

近隣に大学が複数存在することから学生をはじめとした若者が多い街です。タイミング次第でワンコインのオムライスが食べられるお店があるなど、周辺の飲食店ではリーズナブルな価格でランチを堪能できます。一方で紅茶専門店やジャズ・ピアノライブを鑑賞できるカフェなどの個性豊かなお店がいくつも点在しているのも特徴の1つです。また、駅周辺の坂道を登っていくと、戸建てを中心とした住宅地が広範囲にわたって広がる住宅街としての側面も持っています。

駅を囲うように位置する「玉川学園商店会」は、東京都地域連携型モデル商店街事業の”アートで彩る街”として商店街が中心となって街の景観づくりに取り組んでいます。駅北口側には玉川学園商店会が、南口側には玉川学園南口商店会と双方に分かれており、年に数回行われているイベントでは駅前を中心に街全体が大きな盛り上がりをみせます。夏祭りの開催当日は17時から22時まで道路は通行止めとなり、約300メートルの商店街が歩行者天国となります。その際には周辺の飲食店も、各店舗とも夏祭り特別メニューを用意してこのお祭りに参加します。

駅周辺には入り組んだ細道が多いことや、急坂が多いこの街は、多摩丘陵の面影を大きく残しています。駅周辺には多くの坂道が存在しており「のらくろ坂」や「なかよし坂」、「うぐいす坂」などの名前が付けられている坂もあります。散策コースとしても利用されており、春には各所で桜が咲く事も相まって、この地形を活かした桜めぐりというイベントが開催されています。
玉川学園前駅徒歩500M圏内の飲食店数は58件で、そのうち居酒屋9件、カフェ8件、イタリアン6件となっています。（2024年1月現在 / 食べログ調べ）。
玉川学園前駅 / 徒歩10分圏内の平均坪単価は　約10,833円（2023年3月現在 / 当社独自データより算出）