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「国領」再開発により整備された、調布市随一の人口集積が高い街。

2024.03.13

街レポ

緑豊かな調布市、その中でも国領駅周辺のエリアは家賃相場や物価が低いため、住みやすいエリアとして人気がある街ですが、2000年代の再開発によって駅まわりが整備され、暮らしやすくなったことでその人気に拍車がかかりました。都心の新宿駅までのアクセスの良さや、家庭支援や託児所、保育施設が多く、子育て環境が整っていることからファミリー世代から支持を得ている街でもあります。北側はマンションが立ち並び、さらに奥へと進むと閑静な住宅街になっています。一方で、南側にはココスクエアやイトーヨーカドーなどの商業施設が揃っており、周辺には個人が経営する老舗の飲食店が建ち並んでいます。

駅名 / 駅所在地

駅名	国領
駅所在地	東京都調布市国領町3丁目

路線 / 利用状況

京王電鉄京王線	31,746人
乗降者数：計	31,746人

※1日平均の乗車客数：京王電鉄京王線（2022年度鉄道会社HPより）

各出口の特徴

北口	甲州街道方面の出口で、グランタワーがすぐに見えます。周囲はマンション等多い住宅街が中心のエリアです。
南口	駅のロータリーや狛江通りに近い出口で、ココスクエア調布の他に公共の施設や学校が位置しています。

街の立地特性

住宅街

街の特徴

駅周辺は再開発で大幅に整備が行われ、かつて地上を運行していた京王線は2012年8月に地下駅へと切り替わりました。国領は現在、調布市のなかでも人口集積の高い地域で、2021年度、2022年度には京王線の各駅停車のみが停車する駅では最も乗降人員が多い駅であり、2022年度は31,746人（2位は代田橋：16,280人、3位は柴崎：15,817人）となっているようです。

国領駅周辺には老舗の喫茶店や地元の方が営んでいる定食屋、居酒屋などが点在しており、どれも良心的な価格で食べることができます。飲食チェーン店の数が豊富な「調布」とは異なる、アットホームな雰囲気や、どこか懐かしさを感じる雰囲気があるのも魅力の1つです。
毎年7月中旬に行われる「サマーフェスティバルin国領」は、2日間で約2万人が訪れる地域の大イベントで、国領駅前広場を中心に開催されています。盆踊り大会をはじめ、ヒーローショーやサンバパレード、よさこい、地元中学校の吹奏楽部によるブラスバンド演奏などが行われます。その際には、地元の飲食店の方々も参加しており、焼肉や韓国料理、居酒屋など10を超える様々な出店があります。

駅の南口からすぐに位置するココスクエア調布は、20を超えるテナントと、調布市市営駐車場・子ども家庭支援センターを併設した4万㎡余の複合施設です。生活雑貨や書店、クリニックのほか、インド料理や中華、天ぷらなどの飲食店も入っています。また、駅前で大きな存在感を放つ、超高層ビルのグランタワー調布の1~2階は複合商業施設となっており、病院やスーパーの他に、行政の窓口や飲食店が揃っています。
国領駅徒歩500M圏内の飲食店数は80件で、そのうち居酒屋12件、カフェ7件、イタリアン6件です（2024年2月現在 / 食べログ調べ）。
国領駅 / 徒歩10分圏内の平均坪単価　約11,603円（2024年3月現在 / 当社独自データより算出）