活動・飲食ニュース

雑色駅（大田区）店舗開業に役立つエリアガイド - 街の特性と飲食店事情

2022.06.17

街レポ

雑色は京急本線の乗り入れがあり、主要駅である品川駅へは乗り換えなしで約10分程でアクセスが可能です。駅前には商店街があり、飲食店から生活用品店、サービス店舗などの幅広い出店が見受けられます。駅周辺には賑やかな商店街がありつつも住宅も多く、下町らしさを残すのどかな街並みも見られます。（居抜き店舗.com調べ）

駅名 / 駅所在地

駅名	雑色
駅所在地	東京都大田区仲六郷2丁目

路線 / 利用状況

京急本線	24,401人
乗降者数：計	24,401人

※1日平均の乗降客数：京急急行電鉄（2020年度鉄道会社HPより）

各出口の特徴

西口	雑色駅の出口は1ヶ所のみです。出てすぐには雑色商店街があり、近隣住民が多く行き交います。

街の立地特性

住宅街 / 商店街

街の特徴

駅東側の第一京浜交差点からJR上野東京ラインに向って広がる「雑色商店街」。大田区で最大級の店舗数を誇る商店街でエリア一帯に約200件の店舗が軒を連ねています。生活用品店やサービス店舗などの店舗に加え、飲食店が多く出店しているのが魅力です。大衆的な居酒屋や中華料理屋の他、ダイニングバーやカフェ、喫茶店など幅広いジャンルのグルメを楽しむことができます。
雑色商店街では、独自のスタンプ制度を導入しており、加盟店での買い物でたまったスタンプの数に応じて、お買い物券として利用できたり、多くスタンプをためられた方には有名遊園地チケットとの交換制度などもあるようで、日々の買い物をより一層楽しむことができます。
雑色商店街の東側、第一京浜を渡った先に繋がるのは、「水門通り商店街」です。昔ながらの風情ある商店が多い六郷水門に向かって約600Mほど続く商店街です。毎日市場で仕入れた魚を売る魚屋や、複数の青果店など、地域密着で愛されるお店が多く、喫茶店や中華料理店などの飲食店も見受けられます。
水門通りを抜けると商店街名の由来である「六郷水門」があります。治水を目的に建てられたもので、下水道の整備が進んだ現在ではほとんど使用はされてないものの、多摩川河口付近のシンボルとして、また重厚な歴史的建造物として地域の憩いの場となっているようです。
主要導線である「雑色商店街」・「水門通り商店街」では年間を通して複数のイベントが開催されています。
雑色商店街主催で行われる「雑色サマーフェスティバル」は、雑色の夏の風物詩となっており、様々なジャンルのダンスステージや模擬店の出店などがあります。祭りの際には商店街全体が歩行者天国となるため、お祭りをゆっくりと楽しむことが出来ます。
水門通り商店街が主催の「G-roundイベントマルシェ」は、今まで積極的に活用されてこなかった駅前広場のスペースを有効活用し、大田区の地域活性化のため、地域住民や地域の商店街やお店、企業を繋ぐイベントとして2021年12月からスタートしました。継続的・連続的に地域住民と地域企業に接点をもたらすような企画として、毎月1回の開催を目標に現在も精力的な活動が行われています。イベントマルシェでは、大田区出身のパフォーマーのショーや大田区内外の飲食店の出店など、大人から子供までが楽しめる催しものがあります。
雑色駅徒歩500M圏内の飲食店数は173件で、そのうち居酒屋35件、カフェ13件となっています。
雑色駅 / 徒歩10分圏内の平均坪単価　約　10,840円（2022年6月現在/当社独自データより算出）