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松陰神社前駅（世田谷区）店舗開業に役立つエリアガイド - 街の特性と飲食店事情

2022.08.02

街レポ

レトロな外観の店からオシャレで個性的な店まで、他にはない独特な”味”を感じさせる「松陰神社前」。個人店が多く出店する活気ある商店街を有しながら、どこか懐かしいゆったりとした雰囲気が漂う落ち着いた街並みが魅力的です。（居抜き店舗.com調べ）

駅名 / 駅所在地

駅名	松陰神社前
駅所在地	東京都世田谷区若林4丁目

路線 / 利用状況

東急世田谷線	96,580人
乗降者数：計	96,580人

※1日平均の乗降客数：東急電鉄（2021年度　鉄道会社HPより）※東急世田谷線は各駅の乗降客数の記載がないため、路線全体の数値となります。

各出口の特徴

三軒茶屋方面1、三軒茶屋方面2	三軒茶屋方面1は商店街に面する出口、三軒茶屋方面2は松陰PLATに近い出口です。

街の立地特性

住宅街

街の特徴

2両編成のローカル線・世田谷線の「松陰神社前」は、のんびりとした雰囲気の街並みが広がります。長年地域の方に愛されている老舗店と若者たちが創り上げるモダンな店舗が融合する商店街を中心に、老若男女さまざまな年代の方が行き交う住宅街です。
駅西側には築50年以上の木造アパートをリノベーションした「松陰PLAT」があります。1階は4区画、2階は小さめの5区画に分けられており、生活雑貨の製造や販売・アトリエ・飲食店などで構成されています。2階の線路側の窓際からは、世田谷線を行き来する電車を眺めることが出来ます。建物のシンボルとなる大きな階段に腰掛けてみたり、散歩の途中や買い物の帰り道、区役所手続きの待ち時間などのスキマ時間に利用したりできる地域の憩いの場となっています。
街の北側には幕末の思想家・教育者である吉田松陰を祭神としている「松陰神社」があります。学問の神として信仰が厚く毎日多くの参拝者が訪れています。
松陰神社へ向かう導線には「松陰神社通り商店街」が伸びており、沿道にはワイシャツ製造の専門店や昔なつかしい薬局・精米店・駄菓子屋・写真館など歴史を感じる店舗が並んでいます。他にも明治45年の創業からずっと街を見守ってきた人気のパン屋、ランチが人気のカフェスペースがある老舗煎餅屋、お洒落で個性的なカフェの数々、バル、服飾店、アンティークショップ、青果・精肉の連門店など幅広いジャンルの店舗が出店しています。
松陰神社通り商店街は、店舗がいずれも10坪以下と小さいこともあって、ドラッグストア・コンビニなどを除けば大手チェーン店はほとんど出店していません。またここ数年で若い人が経営するオシャレな個店が着々と増加し、新旧の店舗が混じりあっています。ノスタルジックな風景と気取らないオシャレな店舗が程よくマッチした街並みは、WEBメディアで「カフェ特集」や「オシャレな飲食店」の特集が組まれるほど人気を博すようになりました。
また駅前は「東京都福祉のまちづくり特区モデル事業」に選ばれており、ほとんどの店舗や道路に段差や障害物がなく、高齢者の方や車いす・ベビーカー・目の不自由な方にも安心して買い物やグルメが楽しめる街づくりがなされています。
松陰神社前駅500M圏内の飲食店数は187件、そのうち居酒屋43件、カフェ41件、ラーメン店は10件となっています。（2022年7月現在 / 食べログ調べ）
松陰神社前駅 / 徒歩10分圏内の平均坪単価　約　13,318円（2022年7月現在 / 当社独自データより算出）