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前々月比 25倍超え!インバウンドの飲食店予約急増

2022.11.16

訪日外国人向けグルメサイト『SAVOR JAPAN』が、インバウンドの飲食店予約に関する動向調査を実施しました。以下プレスリリースより抜粋。
 

個人旅行受入解禁を受け、2022年10月予約数 前々月比 25倍超え

 

  • 2022年10月調査結果(対象期間:9月23日~11月8日)



インバウンドの飲食店予約、8月比25.1倍、9月比5.8倍
 『SAVOR JAPAN』を通じて行われた飲食店の予約数は、2022年9月23日の海外個人旅行(FIT)解禁発表から急増し、以降上昇基調で推移。受入解禁日の10月11日からさらに伸び、11月現在も増加傾向が続いています。

・飲食店予約数は8月比25.1倍、9月比5.8倍
・1組あたり平均3.04人(ランチ平均2.7人、ディナー平均3.1人)、お子様連れの予約率13.9%
・希望時間帯はディナーが74.9%を占め、金土日が人気、平日比145.8%
・予算平均単価は7,764円/人(ランチ:5,663円、ディナー:8,468円)※予約時選択
・予約から来店までの日数は平均33.7日(現状最短3日前、最長88日前)
・10月中下旬より12月・1月の予約希望が増加
・ハロウィン、クリスマス、年末年始などイベント時に需要が高まる

*『SAVOR JAPAN』
 2015年2月にサービスを開始した訪日外国人向け飲食店紹介サイト。英語・簡体字・繁体字・韓国語の4言語展開。2019年3月に利用者数においてインバウンド専門グルメサイト業界No.1認定。(2019年3月東京商工リサーチ調べ)
 



回復を見せるインバウンド需要、高い客単価、円安も追い風
 海外個人旅行(FIT)解禁発表以降(対象期間:9月23日~11月8日)集計の結果、予約者の国・地域別では、香港(39.2%)、台湾(16.7%)、シンガポール(12.0%)、アメリカ(10.2%)、韓国(6.8%)、オーストラリア(6.5%)の順に多く、国際便の開放や増便に比例して増加していることがうかがえます。なお直近では台湾からの予約が急増しています。

 『SAVOR JAPAN』10月のページビュー数(PV)・訪問者数(UU)は、8月比PV3.3倍・UU2.6倍、9月比PV2.3倍・UU2.0倍の伸長を見せています。


 またレストランのエリアとしては東京、大阪を筆頭に観光主要都市部への予約が多く、トップ10は、東京(44.8%)、大阪(13.9%)、北海道(9.2%)、福岡(6.9%)、京都(6.6%)、沖縄(3.5%)、石川(2.9%)、兵庫(2.6%)、愛知(2.3%)、岐阜(1.7%)となりました。


 ジャンル別では「和食」が予約全体の82.2%を占めました。和食の代名詞とも言える寿司、懐石、刺身などが上位に並ぶ一方、鉄板焼、焼肉、すき焼き、ステーキなど、ジャンルを超えて肉料理の占める割合が40.0%にのぼり、和牛や国産銘柄への人気の高さもうかがえる結果に。詳細を見ると、日本食からフレンチ、イタリアンまで、実に幅広いジャンルの「食」が求められていることが分かります。


 規制緩和発表直後から盛り上がりを見せるインバウンド市場。調査結果からは、規制緩和のニュースにいち早く反応し、「食」を楽しみに海を越えて日本を訪れようとしているお客さまの姿が見えてきます。これから年末、春先に向けてますます外食業界へのインバウンド需要が高まる見通しです。
 国際線の路線開放のニュースが相次いでおり、ソウル線、台北線など特に地方路線の再開・増便が続々と決定されています。日本人気と円安も相まって、消費回復による経済効果にも大いに期待が集まっています。

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