活動・飲食ニュース
2021年下半期は外食に回復の兆し、ぐるなびリサーチ部調べ
2021.12.23
月に1回以上の外食は、上半期に比べ6%増加し約75%、
業態では「居酒屋」利用が上半期より約11%上昇
【調査結果ポイント】
・外食の利用頻度は、月に1回以上が上半期に比べて約6%増加。
・外食利用時の相手では、上半期と比べて「友人、知人」が約10%増加、「職場の同僚」は約6%増加。
・利用した業態では、外食は「寿司」、テイクアウトは「ファストフード」、デリバリーは「デリバリー/テイクアウト専門店」が最多、また、上半期との比較では、「居酒屋」の利用が約11%の増加。
・下半期によく食べるようになったメニューは、外食が「寿司」「ラーメン」「焼肉」、テイクアウトが「ハンバーガー」「唐揚げ」「寿司」、デリバリーが「ピザ」「寿司」「ハンバーガー」と、全シーンで「寿司」が上位に。
下半期は緊急事態宣言明け以降、外食に回復の兆し、久しぶりの再会に「居酒屋」を選択する人も。
(株)ぐるなび リサーチグループ長 本間 久美子
2021年下半期は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されたことから、10月以降飲食店で外食を楽しむ人が増えました。一方で、テイクアウトやデリバリー、お取り寄せの利用は、上半期からやや減少したものの、大きな変化は見られませんでした。少人数での利用など、感染対策をとりながら、久しぶりに友人と会食をしたり、職場の同僚と仕事帰りに食事を楽しむなど少しずつこれまでの生活を取り戻すという方が増えているのではないでしょうか。
またコロナ禍以降、利用者の減少が顕著になっていた、「居酒屋」業態にも、徐々に人が戻り始めています。家飲みでは味わえない雰囲気やお酒と食事を求めて、「居酒屋」を選択する人が多くなっているようです。
【調査概要】
■調査期間:2021年12月3日(金)~5日 (日)
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20代~60代のぐるなび会員1,000名
『外食』が増加、『テイクアウト』『デリバリー』『お取り寄せ』はほぼ変わらず
2021年下半期に、月に1回以上『外食』を利用した人は74.6%と上半期よりも約6%増加、『テイクアウト』『デリバリー』はやや減少し、『お取り寄せ』はほぼ横ばいとなりました。
「友人、知人」「職場の同僚」との『外食』が増加
2021年下半期に一緒に食体験をした人については、『外食』では上半期と比較し全般的に増加傾向になり、特に「友人、知人」については36.2%と約10%の増加、また「職場の同僚」についても18.6%と約6%増加しました。
『外食』は寿司、『テイクアウト』はファストフード、『デリバリー』は専門店
2021年下半期に利用した業態は、『外食』では「寿司」、『テイクアウト』では「ファストフード」、『デリバリー』では「デリバリー/テイクアウト専門店」が最も多い結果となりました。また、『外食』で「居酒屋」を利用した人は29.9%となり、上半期の19.1%から約11%増加しました。
下半期によく食べるようになった『外食』は「寿司」「ラーメン」「焼き肉」
2021年下半期によく食べるようになったと思うものは、外食は「寿司」、テイクアウトは「ハンバーガー」、デリバリーは「ピザ」が最多に。また全シーンで「寿司」が上位に入りました。
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