活動・飲食ニュース
常に物件の状況を把握しておくことの重要性
2020.03.26
設備故障や漏水など、飲食店で発生する様々なトラブル。
店舗を「使用収益できる状態」を維持するためには、トラブル発生時の早期解決はもちろんですが、日頃からトラブルが発生しない環境作りが非常に重要です。
そのような環境作りのためには、定期的な点検や確認作業という「地道な活動」が必要不可欠で、当社では定期的に店舗を「巡回」し、重大トラブルの芽を摘むことに注力しています。
昨年の話になりますが、2019年10月に上陸した、台風19号の被害により、ご契約先の飲食店オーナー様から、漏水や看板の破損など、トラブルの報告が相次ぎました。
当社の物件管理部門が、トラブル対応を続ける中、影響範囲の大きさから「被害報告がない店舗も状況を確認するべき」と言う判断で、1件1件店舗を巡回し、被害の有無に関して確認を行っていたところ、看板を照らす3つの照明器具のうち1つが外れかかっている店舗を発見。
飲食店オーナー様は状況を把握されていたようですが、修理・交換の責任区分が自分たち側(飲食店オーナー様)にあるとして、当社への連絡は控えていたようです。
当社としては、重大事故につながる可能性があるトラブルの芽は、小さな変化も見逃さないよう、日ごろから細かく確認し、物件の状況を常に把握しておくことが重要ですので「今後は軽微なトラブルでも当社に共有していただくこと」をオーナー様へお願いするとともに、保険適用の有無を保険会社に確認した結果、保険適応の範疇として処理できることも分かりました。
当社は、現在1,700件近い契約実績があり、その全物件において、当社は飲食オーナー様にとって「貸主」であると同時に、家主様の大切な資産をお借りしている「借主」として存在しており、契約当事者として「物件の状況を正確に掌握すること」が当然に求められる立場です。
飲食店オーナー様・家主様が、健全に物件を運用できる安心安全な環境をご提供するべく、定期的に店舗の最新状況を把握することが「トラブル未然防止」「トラブルの早期解決」の第一歩となると考え、巡回業務を行っています。
[関連する活動レポート]
・飲食店経営を妨げるトラブルを防ぐための第一歩!
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