一般社団法人日本フードサービス協会より、加盟会員社を対象とした外食産業市場動向調査2026年5月度の集計結果が発表された。「外食産業市場動向調査」は新規店も含めた「全店データ」を業界全体及び業態別に集計している。以下リリースより抜粋。
外食市場 2026年5月の動向
全体概況
5月は、大型連休の行楽需要が好調だったことや、土日数が2日多い曜日回りが底上げし、外食全体の売上は前年比109.8%となった。中旬を中心に比較的天候に恵まれたことや、各社とも各種施策で集客に努めていることもあり、連休明けの集客の落ち込みは概ね例年並みで推移した。
業態別概況
ファーストフード業態(FF)【109.8%】
- FFの全体売上は109.8%となった。
- 「洋風」は、期間限定メニューの好評や、お得なキャンペーン、母の日向け商品の投入などが奏功し、売上108.7%となった。「和風」は、新メニューや連休のテイクアウト需要に合わせたお得なキャンペーンが好評で、売上115.3%となった。「麺類」は、お得なキャンペーンの好調に加え、平日集客が中心の都市立地の低価格らーめん業態が連休や休日も賑わい、売上112.2%となった。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、「回転寿司」がお得な商品の投入や連休・土日の好調で客数が改善するも、弁当業態は苦戦が続き全体的な客数は減ったが、客単価の上昇で売上103.3%となった。「その他」は、「アイスクリーム」が気温上昇のなか期間限定フレーバー商品が好調で、「カレー」はボリューム感を強調した期間限定メニューの好評により、売上は108.7%となった。
ファミリーレストラン業態(FR)【110.4%】
- FRの全体売上は110.4%となった。
- 「洋風」は、引き続き人気キャラクターとのコラボやお得なクーポン等で集客増、低価格業態も引き続き堅調で、売上111.1%となった。「和風」は、大型連休と土日数の多い曜日回りで家族需要が増え、売上110.1%となった。「中華」は、ボリューム感を強調した麺類メニューの好評もあり、売上104.9%となった 。「焼き肉」は、連休の家族需要とお得なキャンペーンで集客好調となり、売上は114.6%となった。
パブ・居酒屋業態【105.3%】
- 飲酒業態は、平日の少ない曜日回りが集客にマイナスとなったところもあるが、連休中の個人客需要の好調や低価格ランチの好評で集客堅調となった。
- 一部ではインバウンド需要にも支えられ、「パブ・居酒屋」の売上は105.3%となった。
ディナーレストラン業態(DR)【110.6%】
- 連休の行楽需要、家族客のハレ需要の好調と、土日数の多い曜日回りによって、各社とも集客好調となった。
- 連休後は、大阪の一部店舗で前年の関西・大阪万博の賑わいの反動で集客が落ち込むところもあるなど状況は各社まちまちだが、月全体の売上は110.6%となった。
喫茶業態【109.3%】
- 店舗によって明暗が分かれるが、比較的天候に恵まれたことから好天時の集客堅調と客単価上昇で、売上は109.3%となった。
資料提供:一般社団法人 日本フードサービス協会





